ゴルフ発祥地、スコットランド、セント・アンドリュースで馬具、農具を作っていたジョージ・ニコール社はゴルフの発展需要により、ゴルフクラブの製作をする地元では大手の会社になってきました。
このクラブセットが製作されたのはヒッコリーシャフトから新たにスチールシャフトが開発された1915年から1920年頃と思われます。セットクラブが作られる前はプレイヤーから単品で発注されるクラブを単品毎に製作する鍛冶屋でしたが
プロゴルファーが生まれ、ゴルフの発展、普及、需要の拡大が起きて来たからだと思われます。
ヘッドは手作りによる軟鉄鍛造、番手は2〜8.9の８本で、9番はパターになります。シャフトは開発間もないスチールで錆予防、補強の為にビニールコーティングされております。グリップは最初の本革手巻から太めの本革巻きに取替えています。
ゴルフプレイで使用するには現代に於いてはタフなものが有ります。番手により練習した使用による打ち傷が見られます。
情報には私観も含まれますが粗100年程以前のクラブで、歴史上貴重なクラブです。日本には有っても少ないレア物だと思います。
興味のある方の落札をお待ちします。NC,NRて落札下さい。